Ultrabeat の LFO を使用する

「mod」ポップアップメニューでは、同じ 2 つの LFO をモジュレーションソースとして利用できます。

LFO(低周波オシレータ)の信号はモジュレーションソースとして使われます。アナログシンセサイザーでは、LFO の周波数は一般的に 0.1-20 Hz の範囲です。これは可聴周波数スペクトルの範囲外です。このため、このタイプのオシレータはモジュレーションだけを目的として使われます。Ultrabeat の LFO の最大速度は 100 Hz であり、アナログシンセサイザーには備わっていない広い可能性を持っていると言えます。

図。LFO セクション。

LFO パラメータ

Ultrabeat の両方の LFO に共通したパラメータについて以下に説明します。LFO 1 と LFO 2 は別々に調整できます。

Ultrabeat の LFO 波形を設定する

下の表で、さまざまな波形がサウンドにどのような影響を及ぼすのかについて説明します。2 つの波形の中間の波形は、両方の波形の性質を備えた波形と動作になります。

波形

説明

三角

ビブラートエフェクトに最適です

ノコギリ

ヘリコプターやスペースガンのような音を作るのに最適です。ノコギリ波でオシレータのピッチを強くモジュレートすると、泡を立てているような音になります。ローパスフィルタのカットオフやレゾナンスをノコギリ波で強くモジュレートすると、律動的な効果が得られます。

サイン

滑らかで均一なモジュレーションを作るのに最適です。波形スライダ上で、ノコギリ波と方形波/矩形波との間をスムーズに変形できる位置にあります。

方形/矩形

方形波/矩形波では、LFO が 2 つの値を周期的に繰り返します。矩形波にも 2 種類あって、右側の方は正の値と 0 とが交互に現れます(単極)。左側の矩形波は、0 から上下に等しい量に設定された正の値と負の値を切り替えます。

サンプル&ホールド

右側の波形はランダム値を出力します。そのランダムな値は一定の周期で選択され、周期は LFO レートによって決まります。オシレータのピッチのランダムモジュレーションを使用すると、「ランダム・ピッチ・パターン・ジェネレータ」あるいは「サンプル&ホールド」という効果を得ることができます。LFO レートと強度を大きな値に設定して、非常に高い音を出してみてください。これは数多くの SF 映画で使われている効果音です。サンプル&ホールド(S & H)という用語は、ノイズ信号から一定間隔でサンプルを取り出す処理を指します。こうして取り出されたサンプルの値は、次のサンプルが取り出されるまで保持されます。

Ultrabeat の LFO 波形のサイクルを設定する

LFO は恒常的に振動しています。しかし、打楽器信号では LFO のサイクル(波形全体の繰り返し)を、定義した数に制限することが有効な場合があります。Ultrabeat では、「cycles」パラメータを使って、LFO のサイクル数を設定できます。定義されたサイクル数が終了すると、LFO は振動を停止します。